
2025年9月9日(火)
オーシャン貿易 米田会長のご寄付を活用 京都新聞オーシャン号贈呈式で福祉車両8台を京滋8団体に贈呈
9月9日(火)、貿易商社「オーシャン貿易株式会社」(京都市中京区)の米田多智夫会長からの多額のご寄付を原資に、福祉車両「オーシャン号」8台の贈呈式を、京都日産自動車南店ショールーム(南区)で開催しました。
昨年10月、米田様より「地域福祉や若者支援に役立ててほしい」と個人で5千万円のご寄付を賜り、このうち3千万円で8台の車両を購入、残りの2千万円は「愛の奨学金」事業に活用しました。
選考委員会による審査を経て、障害者、高齢者、児童の支援に取り組む京都・滋賀の計8団体への寄贈を決めました。

贈呈式では、8台のオーシャン号をショールーム前に並べ、贈呈先団体の代表者が出席。事業の趣旨と寄付者の思いを紹介しました。
ご臨席の米田様は、「地域の皆さんの生活のお役に たてれば幸いです」と述べられ、寄贈を受けた団体の代表者からは「通所者の自宅送迎に役立てたい」「仲間たちに外出の楽しさを味わってもらいたい」といった喜びの声が寄せられました。









★京都新聞「オーシャン号」贈呈 申請受け付け終了しました
京都府、滋賀県の地域福祉向上のため、地道に活動を続ける福祉施設・団体やボランティア団体などに「オーシャン号」と名付けた福祉車両を贈呈します。水産物や農産物の輸出入を手がけるオーシャン貿易株式会社(京都市中京区)会長の米田多智夫さんからの個人寄付(米田多智夫基金)を基に、施設や団体を利用する障害のある人や高齢者らの送迎などに利用するための車両を贈り、活動を応援します。車両には、寄付者の想いが反映されたデザインが施されています。
[対象団体] 京都府、滋賀県内に所在し、同地域を主な活動の場とし、3年以上の活動実績がある団体で、年間を通じて社会福祉活動を組織的、計画的、継続的に実施し、車両を維持、運用できる団体(社会福祉法人、一般・公益財団法人、一般・公益社団法人、特定非営利活動法人、あるいは同法人が運営する団体など)。
《注意事項》
申請は1団体、1台(同一法人で複数の施設・事業所からの申請はできません)で、他団体への譲渡、転売は認めません。また営利目的や政治、宗教に関わる活動には使用できません。

[贈呈台数]6車種8台 メーカーはニッサン、ボディカラーはホワイト
| 車 種 | 贈呈台数 | 乗車定員 | カタログ(車両はこちらからご確認ください) |
| ①キャラバン チェアキャブ(車いす2名仕様) | 1台 | 10名 | キャラバンチェアキャブ |
| ②キャラバン送迎ワゴンDX | 1台 | 10名 | キャラバン送迎ワゴン |
| ③セレナLV送迎タイプ e-POWER X | 3台 | 8名 | セレナLV送迎タイプ |
| ④セレナ チェアキャブ(スロープタイプ車いす1名サード仕様) | 1台 | 8名 | セレナ チェアキャブ |
| ⑤クリッパーリオ チェアキャブ(軽自動車、スロープタイプ 車いす1名) | 1台 | 4名 | クリッパーリオ チェアキャブ |
| ⑥ルークス Xターボ | 1台 | 4名 | ルークス |

[贈呈車両のデザインについて]
贈呈車両には、寄付者の米田多智夫さんの想いを反映し、企業理念「三方良し」の精神を象徴する日本伝統文様である『青海波(せいがいは)』をモチーフに表現したデザインが施されています。デザインは、「人」を表し、「思い合い」「向き合い」「支え合い」を意味するとともに、潤いあるつながりの中で生まれる信頼性や福祉がもたらす豊かな社会を目指すようにシンボライズされています。
[贈呈式]2025年9月
[申請方法] 所定の申請書に記入し、必要書類を添えて提出してください。要項・申請書は下記からダウンロードできます。
[提出・問い合わせ先] 〒604ー8577 京都市中京区烏丸通夷川上ル京都新聞社内、京都新聞社会福祉事業団「オーシャン号」係075(241)6186
[締め切り] 5月30日(金)必着
2025年4月21日(月)
オーシャン貿易 米田会長のご寄付を活用 福祉車両「オーシャン号」0号車を寄贈
プロジェクトの本格始動に先立ち、プロジェクトの第一歩として、社会福祉法人京都障害者福祉センター様に「オーシャン号0号車」セレナ チェアキャブ(車いす仕様車)を贈呈しました。
京都新聞社会福祉事業団は、貿易商社・オーシャン貿易株式会社(京都市中京区)の米田多智夫会長(84)から個人寄付として多額の寄付をいただき、そのご厚意を基に福祉車両を購入し、4月21日(月)に京都新聞社にて、1台目となる「0号車」の贈呈式を執り行いました。車両は「オーシャン号」と名付け、京都・滋賀で活動する福祉施設や団体などに寄贈するものです。
米田様から昨年10月に「地域福祉のために役立ててほしい」との思いとともに、個人で5千万円のご寄付をいただきました。そのうち3千万円を活用して福祉車両など計8台を購入する計画でしたが、さら車両1台分の追加寄付をいただき、「0号車」として地元で長年活動を続けられている社会福祉法人・京都障害者福祉センター(南区)様に贈呈することとなりました。
贈呈式にご出席いただいた米田様は「有効かつ安全に、施設の利用者の皆さまのために活用してください」とお話しくださいました。同センターでは、デイサービスを提供する市洛南身体障害者福祉会館(同)で送迎用車両として活用される予定で、前田文男理事長は「利用者の高齢化が進み、各家庭での送迎が困難になる中で、大変ありがたい」と感謝の言葉を述べられました。
当事業団では、米田様のお名前を冠した「米田多智夫基金」を設立し、ご寄付を適切に管理・活用させていただくことにいたしました。ご寄付は、福祉車両の寄贈のほかに、給付型の「愛の奨学金」事業に2千万円を活用させていただきます。残る車両8台の寄贈については、5月1日(木)付朝刊(予定)および当ホームページに募集告知を掲載し公募する予定です。






福祉車両贈呈事業の歩み
【第1期 1979年度〜1985年度】
当事業団の設立15周年の記念事業として、1979年度から1985年度までの7年間で「福祉号」合計59台を59団体に贈呈しました。
【第2期 1991年度〜1996年度】
第1期の贈呈事業で多くの福祉団体の要望に応え、福祉号が福祉の現場で活躍をしてきましたが、初期の贈呈から年月が経ち、老朽化した福祉車両の交換が必要になったため、前回から6年振りに支援活動を再開しました。1991年度から1996年度までの6年間で合計28台を28団体に贈呈しました。
【第3期 2019年度〜2021年度】
設立55周年(2019年度)を記念して、2019年度から2021年度の3年間で京都新聞「福祉号」合計24台を24団体(各年8台×3年間)に贈呈しました。
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