京都新聞掲載「アクセス」


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3チーム熱戦 練習成果競う
全京都車いすハンドボール大会 (2020/11/30)


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熱戦を繰り広げる選手ら(22日、京都市左京区・市障害者スポーツセンター)

「第31回全京都車いすハンドボール大会兼全国交流大会」がこのほど、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大で、府内3チームの参加にとどまったが、選手はゲームを思う存分楽しんだ=写真。

車いすハンドボールは、気軽に楽しめる車いす競技として1971年に京都市で始まった。1チーム6人で、軽くて柔らかいボールをパスしながら相手ゴールを狙う。「ドリブル」としてボールを持って車いすを3回までこぐこともできる。

例年10チーム前後が参加するが、今年の申し込みは5チーム。さらに感染の再拡大を受け、大会直前に大阪府の2チームが参加を見合わせた。

大会では、京都府内各地の障害のある人やない人、男女30人が出場、熱戦を展開した。同センターで練習するドルフィン主将の向井二三夫さん(57)=亀岡市=は、「試合ができてよかった。練習の成果が発揮できた」と笑顔で話した。