京都新聞掲載「アクセス」


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ダウン症への理解深めて

10月9日、鴨川河川敷でウォークイベント(2021/08/30)


ダウン症の人や家族、市民らが集い、ともに歩く「バディウォーク@京都2021 水玉ダンスフェスティバルVol.2」が10月9日に京都市内の鴨川河川敷で行われる。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で映像のオンライン配信にとどめたが、今年は会場を河川敷に移して開催する。

ダウン症への理解を深めるため米国で始まり、京都ではダウン症児の親や市民でつくる「At−Kyoto」(上京区)が2014年から主に左京区の岡崎公園で開いてきた。昨年は人数を制限して、「ごちゃ混ぜ」の象徴という水玉模様の衣装で踊る「水玉ダンス」などを披露し、ライブ配信した。

今年は、風通しの良い鴨川河川敷を出町橋西詰(上京区)から出雲路橋西詰(北区)まで歩く。連帯感を持ってもらうため水玉模様の衣装や手ぬぐいを身に着けて歩いた後、義足のダンサーとして知られる大前光市さんをはじめ、プロのダンサーらと一緒に踊りを楽しむ。

同会代表の武田みどりさんは「コロナの感染拡大の影響で、子どもたち同士の交流の機会が減っています。広い場所で密にならないようにしながら思いっきり体を動かして、たくさんの人が交流できる場になればうれしいです」と話す。

同日午前10時に出町橋西詰に集合。午後1時まで。参加無料。問い合わせは、同会090(5057)5932