ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

コラム「暖流」

コラム「暖流」

なぜけんかをするの?

2025.01.13

コラム「暖流」

なぜけんかをするの?

真宗大谷派僧侶 川村 妙慶
ある家庭内の出来事です。A「自分が食べたお茶わんくらい洗ってよ。利己主義ね」。B「お茶わんくらい後でやればいい、文句ばかり言うな」。この一言で…

お客様は神様ですか?

2024.12.23

コラム「暖流」

お客様は神様ですか?

もみじヶ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎
カスタマー(顧客)とハラスメント(いやがらせ)を組み合わせた「カスタマーハラスメント(カスハラ)」という和製英語があります。自己中心的な顧客が、飲食店などで…

人と社会のメンテナンス

2024.12.16

コラム「暖流」

人と社会のメンテナンス

立命館大名誉教授 津止 正敏
ケアは社会存立の基礎的条件、とその意義を確認した「京都市ケアラー支援条例」が11月11日の介護の日に施行された。ケアを私事として家族責任の範疇(はんちゅう)に…

こころのお土産

2024.12.10

コラム「暖流」

こころのお土産

僧侶・歌手 柱本 めぐみ
 南座にまねきが上がりますと、年の暮れを思います。クリスマスやお正月を控えて街が活気づくひと月ですが…

やめよう、面会制限

2024.11.25

コラム「暖流」

やめよう、面会制限

ACT-K主催、精神科医 高木 俊介
新型コロナウイルス感染症が5類感染症にされて一年半になる。世界的には、その直前のWHOの…

おとうさんがいっぱい

2024.11.18

コラム「暖流」

おとうさんがいっぱい

イラストレーター・こどもみらい館館長 永田 萠
よく晴れた土曜の朝。出勤途中の地下鉄丸太町駅のエレベーターで、2人用バギーを押す若い男性といっしょになった。会釈してバギーを見ると、2歳くらいのかわいいふたごのお嬢ちゃんが…

お誘い上手の(元)田中さん

2024.11.12

コラム「暖流」

お誘い上手の(元)田中さん

平等院住職 神居 文彰
東寺道にあった食堂「殿田」が60年目の先月閉店した。前日まで変わることなく笑顔で営業していたという。京風たぬきうどんは…

被団協にノーベル平和賞

2024.10.29

コラム「暖流」

被団協にノーベル平和賞

弁護士 尾藤 廣喜
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が今年のノーべル平和賞を受賞するとは全く予想外で、本当にうれしいことだった。フリードネス委員長が明らかにした受賞理由には…

これでいいのだ

2024.10.21

コラム「暖流」

これでいいのだ

真宗大谷派僧侶 川村 妙慶
「君は教師の子だから誰にも迷惑をかけずに生きなさい」と言われて来たのが私の学生時代。住職である父が亡くなり…

人は気づかずに人を傷つける

2024.10.14

コラム「暖流」

人は気づかずに人を傷つける

もみじヶ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎
誰かの言葉に傷ついた経験のない人はいないでしょう。私も大昔に言われた言葉で頭にこびりついて離れないものがたくさんあります。いくら忘れようと努力しても無理なのだから…