ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

春の都大路 銀輪駆ける 全国車いす駅伝

2025.03.11

  • 天皇盃全国車いす駅伝競走大会

 天皇杯第36回全国車いす駅伝(京都府、京都市、日本パラスポーツ協会、京都新聞など主催、オムロン特別協賛)が9日、国立京都国際会館前(京都市左京区)からたけびしスタジアム京都(右京区)までの5区間21・3キロで行われ、東京が47分41秒で2年ぶり3度目の優勝を果たした。前回優勝の福岡Aが2位、大分Aが3位に入った。京都Aは57分7秒で5位、京都Bは1時間17分58秒で18位だった。(19面に関連記事)
 東京は3区遠山が福岡Aを抜いて先頭に立った。4区で2位に下がったが、アンカーの5区樋口が区間賞の好走で抜き返し、そのままゴールした。
 閉会式では高円宮妃久子さまが優勝チームに天皇杯を授与された。今大会は昨年より2チーム多い18チームが参加。14歳から70歳までの選手90人が、春の日差しが降り注ぐ都大路を駆け抜けた。(辻孝典)

天皇杯第36回全国車いす駅伝で一斉にスタートする選手たち(9日午前11時30分、京都市左京区)=撮影・山本陽平