ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

児童養護施設レクリエーション(助成事業)

活動内容

 京都、滋賀にある全17の児童養護施設に暮らす子どもたちを対象に楽しい余暇活動を楽しんでもらうことを目的に、各施設で企画したレクリエーション活動に子ども1人当たり2700円と引率費用として1施設2万円の助成金を贈っています。レクリエーションには、施設に入所している子どもたち約650人が参加します。

2024年度の取り組み

★本年度の助成は終了しました

「児童養護施設レクリエーション」全17施設の606人に助成

 京都府、滋賀県にある児童養護施設の子どもたちを対象にした「児童養護施設レクリエーション」助成事業の受け付けを2024年9月13日(金)に締め切り、全17施設(京都府5、京都市8、滋賀県4)から606人の申し込みがありました。対象児童1人当たり2700円×606人と引率費一律2万円×17施設の総計197万6200円を9月30日(月)に各施設へ贈りました。

 事業実施期間の10月1日(火)~2025年3月31日(月)に各施設が企画実施するレクリエーション活動に助成しており、活動修了後に各施設から報告を受け、実際の参加人数をもとに増減があった場合は、年度末に助成費を精算します。前年度は、615人の申し込みがあり、最終参加者は611人でした。

 □京都ゴルフ倶楽部からチャリティーゴルフ大会の寄付

 2024年9月20日(金)、京都ゴルフ倶楽部上賀茂コース(京都市北区)で贈呈式が行われ、8月18日(日)から9月20日(金)に開催された「京都ゴルフ倶楽部チャリティーゴルフ大会」の参加者、協賛社から寄せられた寄付金101万5000円を受け取りました。本年度は133名と20社のご協力をいただきました。寄付金は、京都府と滋賀県の全17の児童養護施設において、子どもたちのレクリエーション助成金として活用します。また、当事業団からは、長年にわたる寄付の継続の御礼として「感謝の盾」を授与しました。 

 同倶楽部は当事業団設立の1965年から京都新聞と共同主催(第1回は当事業団と共同主催)でチャリティーゴルフ大会を開き、2014年の50回大会をもって共同主催での開催を終了しましたが、その後も倶楽部単独主催で継続開催され、寄付を続けていただいております。今回で60回目を迎え、寄付総額は1億7652万9100円となりました。

 同倶楽部の安達雅克理事長から「これからも子どもたちのためにチャリティーゴルフ大会を続けていきたい」との言葉をいただきました。

ご協力をいただいた皆さま

協賛個人名

阿部行雄、安藤美裕紀、荒川昌浩、安達雅克、安達優子、安達蒼衣、安達朝花、安達泰雅、安達幸三郎、安達法子、安達帆乃香、安達慎之介、安達桂子、青木則明、伊庭善子、井尻一男、石橋久仁夫、板倉義守、飯村幸範、石川千鶴子、飯山光昭、今村保夫、市川惠二、上河苑子、植田直樹、梅村隆、遠藤益司、江畑卓弥、江畑修治、惠藤ゆかり、大田正樹、大﨑洋、小野俊一、大八木茂、太田政志、織田泰介、太田秀一、辛島韶子、川村美星、木下勲、木下玉姫、木下大佑、貴志吉延、木下義照、北尾和彦、北村博史、木戸口満、木下清二、北野隆光、北畠哲夫、栗田潔、熊澤健次、久德健治、倉持治、倉持健次、小﨑学、小高功嗣、寒川健二、佐藤宏行、清水理男、志村雅之、柴本祥一、柴田智文、鈴木康次、末吉勇次、鈴鹿且久、末広秀圭、末広富子、砂川吉弘、末瀬利弥、千宗室、関常行、田辺親男、田中誠二、高松宏行、玉田有佳江、武居博道、谷口力、髙橋明美、武井幸一、髙野克幸、谷川秀輝、滝島平八郎、竹野敬、千森秀郎、千足浩久、辻井毅、鶴田利雄、鶴田孝子、鶴藤幹司、知公智之、手﨑博文、徳田義幸、東原一夫、鳥居康治、富永豊、戸川雅勝、戸川ミキ、戸川舞那、戸田吉隆、中野郁美、長嶋正義、西田正憲、西本郁雄、西村敦子、二瓶菜々美、野田陽一郎、波多野淳、畑英爾、畑洋子、細野修司、幅田美代子、晴柀雅宏、原田嘉之、平塚泉、樋口ほあき、平賀敏人、平田光雄、福川聡志、藤田元、船木宏樹、藤田成敬、本間信司、本城真世、細島昭八、松井珍男子、松尾久枝、松原章隆、前野増三、松尾直樹、宮崎恵、南建次郎、三木格、宮原まり子、宮原渡、三谷信一、三谷清子、三宅崇史、森川和彦、森田晴夫、森田葉、森下陽治、安野喜明、山岡義生、山本舜一、山元博和、横山良、吉村康夫、依岡省三、吉見哲生、和田恵美子、渡邊謙二 (敬称略)

協賛企業名

(株)クリエート、(有) シンユウ、東洋産業(株)、(株)高岡屋、メンバーズゴルフサービス(株)、京ゴルフサービス、(株)山田自工、西田石油(株)、(株)ジーネット、マエノ電器店、クリート72、A-rise(株)、ゴルフ場システム(株)、大洋商事(株)、(株)衣笠総合研究所、関西緑化資材(株)、(株)寺内宝飾、(株)チュウブ、双葉印刷(株)、京和会

次回、2025年度の取り組み

★2025年度は、2025年7月下旬から8月上旬に各施設宛に子供の人数報告を依頼し、9月末日に助成を行います。

児童養護施設レク助成事業 作文や寄せ書き届く

 京都新聞社会福祉事業団が2023年度に実施した「児童養護施設レクリエーション」助成事業に参加した子どもたちから寄せ書きや作文が届いた=写真。

 同事業は、京都、滋賀の全17児童養護施設を対象に、それぞれの施設で企画したレクリエーション活動に子ども1人2700円と引率費用1施設2万円を助成し、23年度は611人の子どもたちが参加した。

 舞鶴市の舞鶴双葉寮では、姫路市内のサファリリゾートに全員で訪れ、動物園や遊園地を楽しんだという。届いた作文には「あまり見た事のないホワイトタイガーやビーバーが見られたのでとてもうれしかった」「ジェットコースターなど絶叫系の乗り物にたくさん乗り、楽しい思い出を作ることができた」などとつづられていた。同寮の仙田修二理事長は「子どもたちは何度も遊具を体験し、サファリにも大喜びでした。ほとんどの子どもが初めての経験でした」と感謝した。

 同助成は、京都ゴルフ倶楽部(京都市北区)主催のチャリティーゴルフ大会の寄付を中心に、慈善コンサートや飲食店と関連業者の有志の会、個人からの寄付金などを活用している。

「児童養護施設レクリエーション」助成事業に参加した子どもたちからの寄せ書きや作文

歴 史

 京都新聞社会福祉事業団発足の1965年に京都ゴルフ倶楽部と京都新聞(第1回は当事業団、第2回目以降は京都新聞社と共同主催)が、福祉施設の子どもたちに楽しい一日をプレゼントしたいという思いからチャリティーゴルフコンペ(チャリティーゴルフ大会)を実施し、その寄付金をもとに第1回京滋連合体育カーニバルを開催されました。このようなコンペは全国でも初めてといわれるほど画期的な試みで、第1回のカーニバルには、京都、滋賀の26福祉施設から約1700人が参加し、玉入れや綱引き、二人三脚、マラソンなどの競技大会が行われ、エンジン飛行機などのアクロバット飛行のアトラクションなども披露されました。その後、障害のある人たちも対象に含み「京滋レクリエーション」と名称を変えて年1回、遊園地やテーマパークなどに一堂に集い楽しいひとときを過ごす招待事業として開催していました。2005年からは、児童養護施設の子どもたちを対象にした「児童養護施設レクリエーション」と名称をかえて現在に至っています。2014年には、京都ゴルフ倶楽部と京都新聞社が主催するチャリティーゴルフ大会が第50回で終了しましたが、京都ゴルフ倶楽部へ児童養護施設からレクリエーションに参加した多くの子どもたちからお礼の手紙や思い出の絵画が寄せられ、それを見て感動された京都ゴルフ倶楽部がチャリティーゴルフ大会の継続を決められました。今年度が60回目の開催となります。

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