ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

児童養護施設レクリエーション(助成事業)

活動内容

 京都、滋賀にある全17の児童養護施設に暮らす子どもたちを対象に楽しい余暇活動を楽しんでもらうことを目的に、各施設で企画したレクリエーション活動に子ども1人当たり2700円と引率費用として1施設2万円の助成金を贈っています。レクリエーションには、施設に入所している子どもたち約600人が参加します。

2025年度の取り組み

★本年度の助成は終了しました

「児童養護施設レクリエーション」全17施設の583人に助成

 京都府、滋賀県にある児童養護施設の子どもたちを対象にした「児童養護施設レクリエーション」助成事業の受け付けを2025年9月10日(水)に締め切り、全17施設(京都府5、京都市8、滋賀県4)から583人の申し込みがありました。対象児童1人当たり2700円×583人と引率費一律2万円×17施設の総計191万4100円を9月30日(火)に各施設へ贈りました。

 事業実施期間の10月1日(水)~2026年3月31日(火)に各施設が企画実施するレクリエーション活動に助成しており、活動修了後に各施設から報告を受け、実際の参加人数をもとに増減があった場合は、年度末に助成費を精算します。前年度は、606人の申し込みがあり、最終参加者は585人でした。

 □京都ゴルフ倶楽部からチャリティーゴルフ大会の寄付

 2025年9月30日(火)、京都ゴルフ倶楽部上賀茂コース(京都市北区)で贈呈式が行われ、9月1日(月)から9月30日(火)に開催された「京都ゴルフ倶楽部チャリティーゴルフ大会」の参加者、協賛社から寄せられた寄付金100万5000円を受け取りました。本年度は145名と19社のご協力をいただきました。寄付金は、京都府と滋賀県の全17の児童養護施設において、子どもたちのレクリエーション助成金として活用します。

 同倶楽部は当事業団設立の1965年から京都新聞と共同主催(第1回は当事業団と共同主催)でチャリティーゴルフ大会を開き、2014年の50回大会をもって共同主催での開催を終了しましたが、その後も60回大会まで同倶楽部の単独主催で開催を継続していただき、2025年度の61回大会から原点に戻り当事業団が再び主催に加わりました。寄付総額は1億7,753万4,100円となりました。

 同倶楽部の安達雅克理事長から「これからも子どもたちのためにチャリティーゴルフ大会を続けていきたい」との言葉をいただきました。

ご協力をいただいた皆さまはこちら

児童養護施設レク助成 感謝の声 届く

「あいすづくりがたのしかった。またいきたいです」。京都新聞社会福祉事業団が2024年度に実施した「児童養護施設レクリエーション」に参加した子どもたちから感謝の気持ちの寄せ書きや思い出をつづった作文などが届いた=写真
 同事業は、京都、滋賀の全17児童養護施設に暮らす子どもを対象に1人2700円と引率費用1施設2万円を助成し、24年度は585人の子どもたちが参加した。
 守山学園(滋賀県守山市)では、6グループに分かれて行き先を計画。高校生と小学生の女子のグループは自然の中にあるテーマパークに訪れ、頭脳や身体を使ってミッションを攻略しながらすすむ巨大迷路に挑戦したり、アイス作り体験や動物にふれあう旅行を楽しんだという。引率した職員は「子どもたちのたくさんの笑顔を見ることができ、成長を感じることができた」と感謝した。
 同助成は、京都ゴルフ倶楽部(京都市北区)主催の「児童養護施設の子どもたちのために」と開催されているチャリティーゴルフ大会の参加者や企業からの寄付を主に、チャリティーコンサートや個人からの寄付金を活用している。

「児童養護施設レクリエーション」助成事業に参加した子どもたちからの寄せ書きや作文

歴 史

 京都新聞社会福祉事業団発足の1965年に京都ゴルフ倶楽部と京都新聞(第1回は当事業団、第2回目以降は京都新聞社と共同主催)が、福祉施設の子どもたちに楽しい一日をプレゼントしたいという思いからチャリティーゴルフコンペ(チャリティーゴルフ大会)を実施し、その寄付金をもとに第1回京滋連合体育カーニバルを開催されました。このようなコンペは全国でも初めてといわれるほど画期的な試みで、第1回のカーニバルには、京都、滋賀の26福祉施設から約1700人が参加し、玉入れや綱引き、二人三脚、マラソンなどの競技大会が行われ、エンジン飛行機などのアクロバット飛行のアトラクションなども披露されました。その後、障害のある人たちも対象に含み「京滋レクリエーション」と名称を変えて年1回、遊園地やテーマパークなどに一堂に集い楽しいひとときを過ごす招待事業として開催していました。2005年からは、児童養護施設の子どもたちを対象にした「児童養護施設レクリエーション」と名称をかえて現在に至っています。2014年には、京都ゴルフ倶楽部と京都新聞社が主催するチャリティーゴルフ大会が第50回で終了しましたが、京都ゴルフ倶楽部へ児童養護施設からレクリエーションに参加した多くの子どもたちからお礼の手紙や思い出の絵画が寄せられ、それを見て感動された京都ゴルフ倶楽部がチャリティーゴルフ大会の継続を決められました。今年度が61回目の開催となります。

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