京都新聞掲載「アクセス」


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きれいな歌声に酔いしれる
父の日慈善コンサート
(2024/06/24)


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父の日にちなんだチャリティーコンサート「藤田めぐみリサイタル〜音の和、人の和、そして新しい明日へ」が16日、京都市上京区の府立文化芸術会館で開かれ、約150人が懐かしい日本の歌などを楽しんだ=写真。

歌手で僧侶の藤田めぐみさんが、2015年に実行委員会を立ち上げ、収益は全て福祉施設などに寄付している。今回で8回目。

藤田さんは「夏は来ぬ」「浜辺の歌」、父の日にちなみプッチーニ「私のお父さん」、自身が作詞した「せなか(父への想い)」のほか、ジャズやラテン、映画音楽「星に願いを」「慕情」などを情感込めて歌い上げた。また多様な舞台芸術に触れてもらう企画では、三味線奏者の重森三果さんが源氏物語より「夕顔」を弾き語りで披露した。

市内の未就学児から中学生までの親子や視覚障害者が招待された。小学4年の和田樹さん(9)=下京区=は「歌声がとてもきれいだった。三味線は演奏の早さに驚いた。とても楽しかった」と話していた。