コラム「暖流」
2024.05.20
「その人らしさ」という価値観
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。もみじケ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎最近は「らしさ」という言葉が使われなくなってきました。典型例は「男らしさ」「女らしさ」で、これらを公の場で不用意に…
2024.05.14
議員提案で「ケアラー支援条例」
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。立命館大名誉教授 津止 正敏4月遅くまで桜を愛(め)でる日が続いて、ゴールデンウイークに関心が移り始めた頃、嬉(うれ)しいニュースが舞い込んできた。世間的…
2024.04.29
ことばを交わし、こころを交わす
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。僧侶・歌手 柱本 めぐみ小さな駅に降り立ちますと、改札口には駅員さんの姿がありました。乗車券を受け取りながら「ありがとうございました」とひとりひとりに言っ…
2024.04.22
世界はいつも
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。ACT―K主宰・精神科医 高木 俊介去年のちょうど桜の時に、白内障の手術をした。今年は同じ時期、補聴器をあつらえた。自分、サイボーグ化計画である。そういえ…
2024.04.16
あるお約束
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。イラストレーター・こどもみらい館館長 永田 萠京都市中京区にある「こどもみらい館」は、開館25周年を迎える市の子育て支援総合センターです。私は館長に就任し…
2024.04.08
畏と抱擁
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。平等院住職 神居 文彰能登からの塩と魚を楽しみにしていた。軍艦島も対岸に映える山々や翡翠(ひすい)の浜も、ここから信濃や越の国や畿内まで想像できた。日常生…
2024.03.25
月500円の負担?
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。弁護士 尾藤 廣喜少子化に対応して、政府は異次元の対策として、「こども未来戦略『加速化プラン』」の案を示している。その財源年3.6兆円については、既定予算…
2024.03.19
出遇い直せる
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。真宗大谷派僧侶 川村 妙慶私の元には「弔い直しをしたい」という相談が多く寄せられます。コロナ禍から人との交流が制限され、亡くなられた方とのお別れも通夜、葬…
2024.03.11
医者はAIに勝てるか
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。もみじケ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎母が「アレクサ」というAI(人工知能)機器を実家に取り付けました。アレクサは人間と会話をし、人間の質問に答え、人間…
2024.02.26
人間分子の関係、網目の法則
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。立命館大教授 津止正敏宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が米国の著名な映画賞を複数受賞し話題になっている。アカデミー賞にもノミネートされているからすごい…