ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

京都新聞「福祉のページ」

京都新聞「福祉のページ」

弱さでつながる

2025.03.24

コラム「暖流」

弱さでつながる

真宗大谷派僧侶 川村 妙慶
私の友人が体調不良で教壇に立てなくなりました。それを聞いたある人は、「弱い人が学校長になってはダメなんだ」と厳しく指摘しました。つまり、強い人でないと…

生保京都府協会 6団体へ助成

2025.03.24

善意の小箱
アクセス

生保京都府協会 6団体へ助成

会員22社の「福祉募金」、京都新聞社会福祉事業団などへ  生命保険協会京都府協会による福祉募金の「寄贈式」が5日、京都市下京区の住友生命ビルで行われた=写真。 同協会は、持続可能な社会の実現にむけた地…

「大切に思ってるよ」根気強く

2025.03.24

若葉

「大切に思ってるよ」根気強く

児童養護施設「京都聖嬰会」 保育士/北川陽菜(きたがわ・ひな)さん(23) 京都市北区の児童養護施設「京都聖嬰(せいえい)会」。ここで働く北川陽菜さん(23)は、入職1年目の職員だ。事情があって親と暮…

16児童養護施設、巣立ちに「お祝い金」

2025.03.17

児童養護施設生徒卒業お祝い金
交通遺児卒業お祝い
事業団だより

16児童養護施設、巣立ちに「お祝い金」

 卒業シーズンを迎え、京都新聞社会福祉事業団は、京都府、滋賀県内の16の児童養護施設を巣立つ中学生4人、高校生59人に「卒業お祝い金」として総額244万円を贈った。 お祝い金は「児童養護施設の子どもた…

笑顔で妻に「オハヨー」 手話で語り合う朝「未来」 「未来」テーマにスピーチ、交流(25/03/17)

2025.03.17

京都手話フェスティバル
ともに生きる

笑顔で妻に「オハヨー」 手話で語り合う朝「未来」 「未来」テーマにスピーチ、交流(25/03/17)

第20回京都手話フェスティバル 聴覚障害者問題への関心を高め、手話スピーチで生き生きと語る機会として「京都手話フェスティバル」が2月23日、京都市中京区の京都新聞文化ホールで開かれた。第20回という節…

死ぬくらいなら怒れ

2025.03.17

コラム「暖流」

死ぬくらいなら怒れ

もみじヶ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎
「あの人に私は嫌われているに違いない」と皆さんが思っていらっしゃる方は身近におそらくおられると思います。その相手と皆さんは仲があまり良くないわけですね。では、お尋ねしましょう。皆さんは…

職場全体の離職率低下 会社、同僚と合うかどうか 雇用前の体験・実習の必要性を認識(25/03/11)

2025.03.11

シンポジウム「障害のある人の就労支援」
ともに生きる

職場全体の離職率低下 会社、同僚と合うかどうか 雇用前の体験・実習の必要性を認識(25/03/11)

シンポジウム「障害のある人の就労支援」 障害のある人の就労支援を考えるシンポジウム(京都新聞社会福祉事業団主催)が2月16日、京都市中京区の京都新聞文化ホールで開かれた。障害者雇用をすすめる地元企業の…

京滋の特養へ車いす贈る

2025.03.11

高齢者へのプレゼント(介助用車いす贈呈)
事業団だより

京滋の特養へ車いす贈る

計7台、メリハリある生活後押し 京都新聞社会福祉事業団は、「高齢者へのプレゼント事業」として京都府、滋賀県内の特別養護老人ホーム7施設に介助用車いすを各1台贈呈した=写真。2008年度から毎年実施し、…

涙腺が緩む

2025.03.11

コラム「暖流」

涙腺が緩む

立命館大名誉教授 津止 正敏
月初旬のNHK「みんなのベスト紅白」。1969年の紅白歌合戦がリマスター版で再放送されたと知って、慌てて見逃し配信に…

依存症の悪循環 断ち切る

2025.03.03

来た道 行く道

依存症の悪循環 断ち切る

NPO法人びわこダルク施設長 猪瀬 健夫さん 「薬物による一度の快楽のために、そこから先の人生すべてを差し出していいのですか」。中学、高校生に、依存症の恐ろしさを理解してもらう講演で、私が必ず投げかける言葉です。薬物やアルコール、ギャンブルなどの依存症に陥った人のほとんどは…