京都新聞「福祉のページ」

2025.11.03
障害者集う場 空白地に開拓
一般社団法人あゆみ会 代表理事 山添 八重子さん 旧美山町(現・南丹市)には、障害のある人たちが集まる場、働く場となる共同作業所が長い間、ありませんでした。そこで知的と身体、精神の障害にかかわる親の会など3団体が、町社協の支援で一つにまとまり行政に働きかけ実現したのが…

2025.11.03
視覚障害者 道開く後押し
生活支援員 日常生活自立支援事業の生活支援員・水田博美さんは、月に2回、利用者・恵さん(仮名)の自宅を訪問します。恵さんには精神障害があります。金銭管理に不安があり、5年前からこの事業を…

2025.10.27
人生は四コマ漫画
真宗大谷派僧侶 川村 妙慶
親子や夫婦、恋人との口げんかが原因で、思わぬ事件に発展することがあります。愛しているはずの相手なのに、どうして刃物を向けてしまうのでしょうか。人は、目の前の出来事に心を奪われてしまいます。これは、生存本能としての…

2025.10.27
学資援助へ慈善バザーにぎわう
下京 心をつなぐボランティアグループ「えんの会」が19日、京都市下京区の駐車場で、学資援助を必要とする学生・生徒たちへの奨学金のためのチャリティーバザーを開いた=写真。 同会は京都府内の女性を中心に2…

2025.10.27
障害者の日常 セリフに込め
小石 哲也(こいし・てつや)さん劇団「まちプロ一座」座長(25/10/27) 大津市の障害者福祉事事業所「まちかどプロジェクト(まちプロ)」の一室に、演劇のセリフが響く。「手伝ってくれるのはうれしいけ…

2025.10.21
定言命法と教育
もみじヶ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎
「人から称賛してもらいたければ、人に対して親切にふるまえ」という条件節のある倫理を仮言命法、ただ単に「人に対して親切にふるまえ」という無条件の絶対的倫理を…

2025.10.21
4種目で交流 沸く 「京都ゆとりスポーツの集い」
心の病を抱えている人たちがスポーツを通じて交流する「京都ゆとりスポーツの集い」が10日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで行われ、約120人が参加した=写真。 精神科の病院やデイケアに通院、通…

2025.10.21
「失った声」取り戻す喜び共有/仲間と各種発声法を訓練(2025/10/21)
京都喉友会 「京都喉友(こうゆう)会」は、がんなどで喉頭を摘出し、声帯をなくした人が各種の発声法を訓練し、交流を深める患者団体だ。現在の会員は約90人だが、70年の活動歴があり、多い時には約300人が…

2025.10.13
技術向上、交流熱心に パラASフェス、8都府県から110人
障害のある人とない人がともに演技する「第33回パラアーティスティックスイミングフェスティバル」が5日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで行われた=写真。 フェスティバルは日本パラアーティスティ…

2025.10.13
視覚障害者福祉の発展に貢献
斯波さんに鳥居賞 京で授与式 視覚障害者福祉の発展に貢献した人をたたえる「鳥居賞」の授賞式がこのほど、京都市北区の京都ライトハウスで行われた。 今年は浜松盲人福祉研究会会長で、特定非営利活動法人六星・…