京都新聞「福祉のページ」

2025.08.11
観察力生かし心情理解
社会福祉法人八身福祉会 就労支援員/木村 彩乃(きむら あやの)さん(23) 東近江市の自然豊かな地域に、社会福祉法人八身福祉会が運営する障害福祉サービス事業所がある。ここの職員となって3年がたつ木村…

2025.08.11
人の中に敵をつくらず
もみじヶ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎
医学部学生の頃の精神科臨床実習で、外来で大御所先生の外来診察に陪席しました。主治医の指導に従おうとしない患者Aさんの態度に業を煮やした大御所先生が「医者の声は天の声」と一喝したところ…

2025.08.11
助成金贈呈 子育て応援 74団体13事業
京都新聞社会福祉事業団は、本年度「子育て応援」2事業の助成先を決めた。京都府、滋賀県内の子育て中のお父さんやお母さんらのサークルや支援団体などに一律2万円を贈る「子育て仲間を応援」は76団体からの申…

2025.08.11
助成金贈呈 障害者のレク活動支援 7団体
京都新聞社会福祉事業団はこのほど、障害のある人たちの余暇活動の充実を目的に「京都新聞夏季キャンプ・レク活動を応援」の助成を京都、滋賀の7団体に計50万円を贈った。 助成額は上限10万円で、障害のある…

2025.08.04
点字、技術磨き理解拡大
向日市点訳サークル「きつつき」代表 宇山 晴美さん 私たち「きつつき」の活動は今年で44年目に入りました。ボランティアとして向日市で、市社会福祉協議会の広報誌「福祉パレット」を点訳して視覚障害者へ届けたり、図書を点訳して…

2025.08.04
「声」に寄り添う約束四つ
チャイルドライン 子どもが、そっと電話をかけてくる。その声には、すぐには言葉にならない思いが込められています。チャイルドラインは1998年に東京で始まり、京都では2000年に活動を開始してから、今年で25年を迎えました。京都ではこれまでに…

2025.07.28
ケアとケアラーのコミュニティ
立命館大名誉教授 津止 正敏
選挙の余韻に浸る間もなく目の前の課題に煩悶(はんもん)している。ケアとケアラーのコミュニティのこれからだ。山科区介護者の会「はげましの会」が30周年の節目の…

2025.07.28
装具に委ねる排泄という尊厳/自治体給付 増額に腐心(2025/07/28)
日本オストミー協会京都府支部 人工肛門と人工膀胱(ぼうこう)を保有する「オストメイト」は、排泄(はいせつ)という人間の尊厳に関わることをストーマ装具に委ねている。 パウチと呼ばれる装具を身に付けること…

2025.07.28
京滋の児童養護施設高校生へ 奨学激励金423万円贈呈
京都府、滋賀県にある全ての児童養護施設で暮らす高校生を対象にした京都新聞社会福祉事業団の「奨学激励金」贈呈式が今月5日、京都市中京区の京都新聞社で行われた。 「愛の奨学金」他部門受給者と申請者のいな…

2025.07.22
運転のこころ
僧侶・歌手 柱本 めぐみ
過日、運転免許証の更新に行きました。おかげさまで優良運転者ということで京都駅前での手続きができ、さして待たされることもなく、気楽な気分で手続きが…