●事業団からのお知らせ
障害ある人 海釣り楽しむ
宮津で体験講座 海洋高生らアドバイス (2024/09/10) NEW!
障害者の余暇活動を支援する催し「みんなで海釣り 障害のある人の体験講座」が7、8日、宮津市上司の海洋高などで開かれた。親子は同高の生徒らのアドバイスを受けて次々と魚を釣り上げ、ハイタッチしたり記念撮影したりして交流を楽しんだ。
京都新聞社会福祉事業団と神戸新聞厚生事業団が共催し、24回目。府内や滋賀県、兵庫県の親子ら52人とボランティアや同高の生徒ら計176人が参加した。7日は釣りざおやライフジャケットの使い方などを学び、8日に同高の桟橋で釣りに挑戦した。
参加者は、インストラクターや生徒から餌の付け方やさおを上げるタイミングについてアドバイスを受け、サバやタイなどが釣れると「重たいね」「きれいな魚だね」と喜んでいた。
草津市の辰巳法美さん(57)は「娘が自分で魚を釣れた、と満面の笑みを見せてくれてうれしい」と目を細めた。同高1年の鯵本翔大さん(15)は「参加者が魚を釣って喜んでもらえた時がうれしかった」と話した。(梅垣里樹人)
「2024年09月10日付 京都新聞朝刊掲載」
第42回京都新聞チャリティー美術作品展 12月18〜23日 (2024/09/02) NEW!
京都、滋賀をはじめ全国の作家、宗教家、文化人など多くの皆さんからご寄贈いたたいた陶芸、染色、木・竹・漆・ガラス工芸、彫刻、洋画、版画、日本画、書、イラスト、漫画、写真など1,000点を超える作品を一堂に展示し、市民や観光客の皆さまに鑑賞してもらい、入札でお求めいただいた寄付金を社会福祉事業費に充てています。
寄付金は、学費の捻出が困難な大学生や高校生らの奨学金支給事業をはじめ、福祉施設・団体への活動支援、障害のある人たちへの就労や余暇活動支援、児童養護施設の子どもたちへの支援、高齢者に温かい食事を届ける団体の配食サービス支援、在宅高齢者福祉サービス支援、子育てサークルやグループ活動のサポートなど社会福祉活動に役立てます。
また福祉への理解を深めてもらうために、障害のある人の芸術活動やアート作品を紹介する特別展示 福祉のページ「わたしの作品」原画展を併催しています。
開催期間 12月18日(水)〜23日(月) 6日間
午前10時〜午後7時 入場無料
(入場は閉場30分前、最終日は午後4時閉場)
会 場 京都高島屋S.C.(百貨店)7階グランドホール
(京都市下京区四条通河原町西入ル真町52)
お求め方法 作品は、会場に設置の入札カードを投票箱に投函する入札方式で求めることができます。
入札は誰でも参加でき、入札価格は、作者の希望価格がある場合を除き1万3000円以上。
落札者には、会期終了後に封書で連絡をします。
※作品の一部はこちらからご覧いただけます。→ 準備中
問い合わせは、京都新聞社会福祉事業団 075(241)6186
主催 公益財団法人京都新聞社会福祉事業団、京都新聞
後援 京都府、滋賀県、京都市、KBS京都、エフエム京都、BBCびわ湖放送、京都市観光協会、
京都文化交流コンベンションビューロー
協力 ヤマト運輸葛椏s主管支店
能登半島地震救援金 9月末まで延長(24/06/28)
京都新聞と京都新聞社会福祉事業団は、「能登半島地震救援金」の受け付けを9月30日(月)まで延長します。お寄せいただいた救援金は石川、新潟、富山、福井の被害状況に応じて各県の災害義援金配分委員会を通じて順次、被災者に届けます。
救援金は、ご持参=京都市中京区烏丸通夷川上ル、京都新聞社4階の同事業団窓口(午前10時〜午後5時、土、日、祝日は休み)か、郵便振替=01010―1―9888、京都新聞社会福祉事業団へ。通信欄に「能登半島地震救援金」と明記してください。寄付者の氏名などを紙面に掲載します。匿名希望の方は「匿名希望」とお書きください。
郵便振替などの手数料はご負担ください。物資はお受けできません。
問い合わせは、同事業団075(241)6186へ。
京都新聞、京都新聞社会福祉事業団
211人の学生に支給内定 京都新聞愛の奨学金 (2024/06/13)
さまざまな事情で学費の捻出が難しい高校生や大学生、専門学校生らを支援する「京都新聞愛の奨学金」の本年度選考委員会が11日、京都市中京区の京都新聞社で開かれた。京都府と滋賀県の高校・大学・専門学校生計211人への支給を内定した。7月6日に贈呈式を行う。
1965年に始まり、今年で60年目の節目を迎えた同奨学金は、京都新聞の「誕生日おめでとう」欄への寄付金や協賛寄付金などを活用し、京都新聞社会福祉事業団が運営。少額から1千万円を超える額まで多様な市民の寄付で支えられ、大学生と専門学校生に年額18万円、高校生に同9万円を返済不要で支給している。
本年度は、公募による「一般の部」と「交通遺児の部」に計412人、公立高の推薦による「定時制・通信制高校生の部」に10人の申請があった。
選考委員会では作文や学校の成績、家庭の経済状況などを基に審査が行われた。京滋の児童養護施設の高校生を対象とする3万円の奨学激励金の支給も内定した。
委員は大藪俊志・佛教大教授、伊住公一朗・京都青年会議所理事長、横江美佐子・市南青少年活動センター所長が務めた。
「2024年06月13日付 京都新聞朝刊掲載」
頑張りや更生 支えたい 京都新聞福祉・奨励賞 贈呈式(2024/02/01)
京都や滋賀の社会福祉向上に功績のあった個人や団体をたたえる「京都新聞福祉賞」と、福祉分野でのリーダーとしての活躍を期待する「京都新聞福祉奨励賞」の贈呈式が31日、京都市中京区の京都新聞文化ホールであった。福祉賞に1氏1団体、奨励賞に3団体が選ばれた。
京都新聞社会福祉事業団の主催で、1965年から続いている。
福祉賞を受賞したのは、障害のある人や非行少年らの就労と自立を支援するNPO法人「ENDEAVOR EVOLUTION」(伏見区)の理事長松浦一樹さん(55)と、薬物やアルコール依存症などに苦しむ女性を支援するNPO法人「リバティー・ウィメンズハウス・おりーぶ」(大津市)。奨励賞は、不登校の児童生徒のきょうだいを支援する「こころ停留所」(右京区)、外国籍の未就学児向けの日本語教室を開く「りんぐえっじ」(八幡市)、障害のある子とない子がともに歌う合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON京都チーム」(上京区)に贈られた。
式では、事業団の大西祐資理事長が「それぞれが使命感を感じて活動し、自らの経験をもとにした優しいまなざしで多くの人に夢や希望を与えている」と述べ、賞状を手渡した。警察官を辞めて福祉の道に進んだ松浦さんは、受賞スピーチで「チャレンジと失敗を重ねてここまで来られた。これからも障害のある人や罪を犯した人の頑張りや更生が報われる社会を目指したい」と力を込めた。(佐々木千奈)
「2024年02月01日付 京都新聞朝刊掲載」
能登地震義援金 中信が1億円
(2024/01/12)
京都中央信用金庫(京都市下京区)が11日、能登半島地震の義援金として1億円を京都新聞社会福祉事業団に託した。
同金庫の橋本秀哉専務理事が京都新聞社を訪れ、目録を事業団の大西祐資理事長に手渡した。橋本専務理事は「地震でお亡くなりになった方々にお悔やみ申し上げ、行方不明者の一刻も早い発見を願う。被災者の救援と被災地の復旧に役立ててほしい」と話し、大西理事長は「必要なところにしっかり届ける」と応えた。
義援金は石川県などに送られる。同金庫は本支店の窓口に義援金箱を設置しており、来店者に支援を呼びかけている。東日本大震災の際にも義援金1億円を事業団に寄託し、被災住民の生活再建などに充てられた。(古市大)
「2024年01月12日付 京都新聞朝刊掲載」
京都新聞福祉賞 1人1団体内定 奨励賞は3団体 (2023/12/14)
京都新聞福祉賞・福祉奨励賞の選考委員会が13日、京都市中京区の京都新聞社であり、本年度は福祉賞に1個人1団体、奨励賞に3団体が内定した。来年1月31日に贈呈式を行う。
福祉賞は京都、滋賀の地域福祉の向上に著しい功績のあった個人や団体に、奨励賞は将来、福祉のリーダーとして活躍が期待される若い世代の個人や団体に、それぞれ京都新聞福祉事業団が贈る。本年度は両賞で計30件の推薦があり、同志社大教授の小山隆さんを委員長とする5人の選考委員が審査した。
委員は他に、真宗大谷派僧侶の川村妙慶さん、NPO法人滋賀県社会就労事業振興センター理事長の城貴志さん、京都市子育て支援総合センターこどもみらい館長の永田萠さん、一般社団法人京都障害者スポーツ振興会副会長の森田美千代さんが務めた。(三皷慎太郎)
「2023年12月14日付 京都新聞朝刊掲載」
407人に「愛の奨学金」 本社社会福祉事業団が贈呈
(2023/07/14)
京都新聞社会福祉事業団による「愛の奨学金」の贈呈式が8日、京都市中京区の京都新聞社であった。選考で選ばれた京都と滋賀の生徒・学生に奨学金が手渡された。
奨学金は、大学生と専門学校生に年額18万円、高校生に同9万円、児童養護施設の高校生には激励金として同3万円が贈られ、返済は不要。1965年に始まり、京都新聞の「誕生日おめでとう」欄に寄せられた寄付金などをもとに支給している。今年は407人に贈られる。
贈呈式には、寄付者や選考委員からのメッセージが紹介され、出席した学生たちが奨学金を受け取った。学生を代表して滋賀大3年の高槻官汰さん(21)=米原市=があいさつし、「奨学金をいただけたことで勉学に打ち込む時間がつくれ、成績も向上した。寄付者の期待に応えて社会に貢献できる人材になりたい」と語った。 (田代真也)
「2023年07月09日付 京都新聞朝刊掲載」
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