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事業団からのお知らせ

「京都新聞愛の奨学金」一般の部282人に支給 (2021/06/25)

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「京都新聞愛の奨学金」の審査をする選考委員ら(6月14日、京都新聞社)

京都新聞社会福祉事業団は6月14日、京都新聞社(京都市中京区)で「京都新聞愛の奨学金」の選考委員会を開き、公募して支給する一般の部で282人(前年度280人)に奨学金を贈ることを決めました。

愛の奨学金は、京都新聞紙上の「誕生日おめでとう」コーナーに寄せられた年齢に100円をかけたご寄付に、「地域福祉のために」と寄せられた一般寄付などを加えて、同事業団が発足した1965(昭和40)年から続けている事業です。

本年度も「コロナ禍で困っている学生さんに」と多くの寄付金が届きました。昨年1000万円のご寄付があった京都市内の匿名女性から再び2000万円、城陽市の女性の遺族から「困っている学生さんのために」と500万円、「誕生日あめでとう」に長年賛同いただいた京都市東山区の女性の遺族から100万円などが寄せられました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を踏まえ、多額の寄付金があったこともあり、事業予算を前年度実績より約500万円増額して、1人でも多くの申請者に奨学金を支給することにしました。

公募した奨学生は、一般の部と交通遺児の部の高校生と大学生・専門学校生。一般の部の申請者数は、前年から45人増えて509人(同464人)になりました。特に大学生・専門学校生は265人(同143人)で前年度に比べて85.3%増加しました。逆に高校生は244人(同321人)で24%減となり、感染症拡大の影響が大学生・専門学校生に顕著にあらわれました。

選考委員会では、申請者の経済的環境(年収、家族構成など)、成績、作文などを審査し、一般の部で高校生139人(同189人)、大学生・専門学校生143人(同91人)を内定しました。

また交通遺児の部に申請のあった高校生3人、大学生6人を全員選んだほか、定時制・通信制高校生の部に京都府、滋賀県内の公立高校から推薦のあった17人と、一般の部などで選ばれた奨学生を除く両府県内の児童養護施設の全高校生154人に奨学激励金を贈ることを内定しました。

支給する奨学金はいずれも返済不要で、高校生は年額9万円、大学生・専門学校生は同18万円、児童養護施設高校生の奨学激励金は同3万円です。本年度の奨学生の総数は462人で、支給総額は4575万円になります。贈呈式は7月4日に京都新聞社で、感染状況を踏まえて規模を縮小して数回に分けて開き、奨学生に贈呈することにしています。

選考委員としてご協力いただいたのは次の皆さんです。(50音順)

公益社団法人京都青年会議所理事長・石山慶さん、佛教大学社会学部准教授・大藪俊志さん=委員長、京都市立芸術大学美術学部准教授・奥村美佳さん、NPO法人山科醍醐こどものひろば理事長・村井琢哉さん

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京都新聞福祉賞を受賞するM本捷子さん(12月8日、京都新聞文化ホール)

「京都新聞福祉賞」 功績たたえ女性3氏に (2020/12/18)

京都新聞社会福祉事業団は、京都や滋賀の社会福祉の発展に著しい功績があり、または今後の活躍が期待できる個人や団体を顕彰する2020年度「京都新聞福祉賞」を、前関西盲導犬協会会長のM本捷子さん(78)=大津市=と高齢生活研究所代表・排泄(はいせつ)用具の情報館「むつき庵」代表の浜田きよ子さん(70)=京都市左京区、おうみ犯罪被害者支援センター副理事長・支援局長の松村裕美さん(69)=大津市=の3氏に贈ることを決め、12月8日に京都市中京区の京都新聞文化ホールで表彰しました。

M本さんは、公益財団法人関西盲導犬協会(亀岡市)の会長としては初めての視覚障害者で盲導犬の利用経験者です。会長を今年6月まで2期4年間務め、盲導犬の普及啓発やユニバーサル社会の実現に寄与されました。

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浜田きよ子さん
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松村裕美さん

浜田さんは、母親の介護をきっかけに1995年に高齢者の暮らしを助ける道具を研究する高齢生活研究所を、2003年に排泄用具の情報館「むつき庵」を設立、おむつなど排泄に関する用具などを開発提案されています。

松村さんは、公益社団法人おうみ犯罪被害者支援センター(大津市)が設立された2000年当時からボランティア相談員として被害者の立場に立った支援を続け、現在も相談員の中心的な存在として活動されています。

贈呈式では、事業団の山内康敬理事長が「各分野の先駆者として地道に活動を積み、社会福祉の歩むべき道を示していただきました」と述べ、3氏に賞状と副賞20万円を手渡しました。その後、各受賞者がスピーチに立ち、M本さんは「盲導犬は人生の途中で光を失った人が自立し、生活の質を高める役割を担います。盲導犬を無償で貸与する協会の事業に支援をお願いします」と話しました。

福祉賞は、事業団が発足した1965年に「京都新聞社会福祉功労者表彰」としてスタートし、名称を変えながらも毎年、実施してきました。2004年度から京都新聞大賞の一部門になりましたが、本年度、同大賞の見直しに伴い「京都新聞福祉賞」に改称しました。

選考は前年度までと同様に、福祉団体や府民、県民から推薦を募りました。個人13件、団体12件と、前年度を6件上回る計25件(京都府11、京都市9、滋賀県5)の推薦があり、10月23日に開いた外部の5氏による選考委員会で「活動の長さや新しい取り組みなどの視点」(委員長講評)から個人3氏を選出しました。

選考委員としてご協力いただいたのは次の皆さんです。(50音順)

真宗大谷派僧侶・川村妙慶さん、同志社大教授・小山隆さん=委員長、滋賀県社会就労事業振興センター理事長兼センター長・城貴志さん、京都市子育て支援総合センターこどもみらい館館長・永田萠さん、京都障害者スポーツ振興会副会長・森田美千代さん


福祉車両など8台を京都、滋賀の団体に贈呈 「福祉号」事業 (2020/12/18)

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「福祉号」と贈呈先の施設代表ら(12月8日、京都新聞社)

京都新聞社会福祉事業団は、福祉施設や団体に福祉車両などを贈る福祉活動支援・「福祉号」の贈呈式を12月8日、京都市中京区の京都新聞文化ホールで行い、車いすが積載できるワゴン型普通車など8台を8団体(京都府2、京都市4、滋賀県2)に贈呈しました。

2018年4月に亡くなった中京区の女性から多額の遺贈があったのをきっかけに2019年度から3年計画で実施しており、本年度で2年目。8月に前年度と同様に8台の贈呈枠で募集したところ、前年度を10団体上回る48団体(京都府23、京都市15、滋賀県10)から申請がありました。「新型コロナウイルスの感染リスクを減らすために送迎車両がほしい」「収入が減少し老朽車両が更新できない」などと新型コロナウイルス感染拡大の影響を申請理由に挙げる団体も少なくありませんでした。

外部の5氏による選考委員会(委員長・小國英夫元健光園理事長・元京都光華女子大教授)を11月5日に開き、利用目的や財政状況、緊急性などを審議し、8団体を選びました。

贈呈式で、山内康敬理事長は「福祉号は中京区の女性をはじめ多くの皆さまの思いのこもった寄付をもとに贈呈しています。多くの応募団体があったことも忘れずに、有効に、大切に利用してください」と述べました。目録を受け取ったNPО法人まーぶる理事長の福富恵美子さんは「どの施設にとっても車両はなくてはならないものですが、なかなか購入、更新はできません。大切に使わせてもらいます」と話しました。車両は同日に2台引き渡し、残る6台も来年2月までに引き渡します。

贈呈車種と8団体は次の皆さんです。

リフト付きワゴン型普通車(日産・キャラバン)=NPO法人まーぶる(京都市右京区)、社会福祉法人さわらび福祉会第二さわらび作業所(甲賀市)▽ワゴン型普通車(日産・キャラバン)=NPO法人ピィアールピィきょうと(右京区)▽普通車(スズキ・ソリオ)=NPO法人で・らいとチェリー工房(城陽市)、一般社団法人実のなる樹(中京区)▽スロープ付き軽自動車(ホンダN−BOX)=NPO法人京都フォーライフ(京都府久御山町)、NPO法人京都難病支援パッショーネ(右京区)、社会福祉法人信楽くるみ福祉会(甲賀市)

選考委員としてご協力いただいたのは次の皆さんです。(50音順)

元健光園理事長・元京都光華女子大教授・小國英夫さん=委員長、千家十職・黒田正玄さん、旭堂楽器店社長・多田裕昭さん、滋賀県社会福祉協議会事務局長・谷口郁美さん、公認会計士・税理士・平岡彰信さん

7月豪雨救援金総額1148万円
受け付け終了
(20/10/30)

     京都新聞と京都新聞社会福祉事業団は30日、「7月豪雨災害救援金」の受け付けを終了しました。7月10日の募金開始から251件、1098万4327円が寄せられました。同事業団の見舞金を含めた総額1148万4327円(9月の1次送金分を含む)を、被害状況に応じて7県の義援金配分委員会などに送金し、被災者に届けます。

    皆さまのご協力に心から感謝します。
    送金額の内訳は次の通り。

    ▽熊本県896万8532円
    ▽福岡県140万5203円
    ▽大分県59万9789円
    ▽鹿児島県16万803円
    ▽山形県15万円
    ▽岐阜県10万円
    ▽島根県10万円
    京都新聞、京都新聞社会福祉事業団