ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

コラム「暖流」

コラム「暖流」

「社会保険」の意義

2025.03.31

コラム「暖流」

「社会保険」の意義

弁護士 尾藤 廣喜
今年1月、2年間にわたって高額医療費の患者負担上限を3段階で引き上げるという問題が浮上した。この制度は、医療保険の自己負担額が一定の額を超えた場合、超えた額を保険から…

弱さでつながる

2025.03.24

コラム「暖流」

弱さでつながる

真宗大谷派僧侶 川村 妙慶
私の友人が体調不良で教壇に立てなくなりました。それを聞いたある人は、「弱い人が学校長になってはダメなんだ」と厳しく指摘しました。つまり、強い人でないと…

死ぬくらいなら怒れ

2025.03.17

コラム「暖流」

死ぬくらいなら怒れ

もみじヶ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎
「あの人に私は嫌われているに違いない」と皆さんが思っていらっしゃる方は身近におそらくおられると思います。その相手と皆さんは仲があまり良くないわけですね。では、お尋ねしましょう。皆さんは…

涙腺が緩む

2025.03.11

コラム「暖流」

涙腺が緩む

立命館大名誉教授 津止 正敏
月初旬のNHK「みんなのベスト紅白」。1969年の紅白歌合戦がリマスター版で再放送されたと知って、慌てて見逃し配信に…

こころを向けること

2025.02.24

コラム「暖流」

こころを向けること

僧侶・歌手 柱本 めぐみ
 ボランティア活動を始めたのは10年余り前のこと。ボランティアと言ってもたいした事はしていないのですが、一緒に活動する仲間とともに、多くの出会い、そして貴重な経験の中に…

コロナワクチンの反省

2025.02.17

コラム「暖流」

コロナワクチンの反省

ACT-K主催、精神科医 高木 俊介
康被害の申請、約1万3000件、うち死亡認定者数、951人。新型コロナワクチン健康被害救済制度によって、コロナワクチンが原因で…

ちいさなもえ

2025.02.11

コラム「暖流」

ちいさなもえ

イラストレーター・こどもみらい館館長 永田 萠
私の心の中には、5歳の「もえ」という名の女の子が居る。初めて彼女に会ったのは同い年の春のこと。私はたんぽぽの咲くあぜ道で…

ありふれた連帯

2025.01.27

コラム「暖流」

ありふれた連帯

平等院住職 神居 文彰
古書市で、『週刊アンポ』創刊から12号、全13冊を手に入れた。13というのは準備0号が先行したからである。レイではなくゼロとの振り仮名の通り、それ以上は無い。実は天気予報で降水確率「レイ%」というのは…

月額500円の引き上げ?

2025.01.20

コラム「暖流」

月額500円の引き上げ?

弁護士 尾藤 廣喜
厚生労働省は、昨年12月、2025年4月1日からの生活扶助基準を1人当たり月額500円程度引き上げる方向で検討に入ったと報道されている。一方、現状は異常な物価上昇によって、20年基準で…

なぜけんかをするの?

2025.01.13

コラム「暖流」

なぜけんかをするの?

真宗大谷派僧侶 川村 妙慶
ある家庭内の出来事です。A「自分が食べたお茶わんくらい洗ってよ。利己主義ね」。B「お茶わんくらい後でやればいい、文句ばかり言うな」。この一言で…