ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

コラム「暖流」

コラム「暖流」

劇中劇の残生

2026.02.10

コラム「暖流」

劇中劇の残生

平等院住職 神居 文彰
記憶が物語を構築するのか記憶化された物語が行動を左右するのか、他者への愛情やアルトイズム(利他的行動)、善行や偽善という思念が現実に作用し、音声と動作が紡がれ数々の芸能が…

最高裁判決のその後

2026.01.26

コラム「暖流」

最高裁判決のその後

弁護士 尾藤 廣喜      2025年6月27日の「いのちのとりで裁判」(生活保護基準引き下げ処分取消等請求事件)についての歴史的な最高裁勝訴判決を受けて、私たちは、判決当日、厚生労働大臣に、すべての生活保護利用者に対する真摯(しんし)な謝罪、改定前の…

悔いを残さない生き方

2026.01.19

コラム「暖流」

悔いを残さない生き方

真宗大谷派僧侶 川村 妙慶
年齢を重ねるにつれ、ふと過去を振り返ることはありませんか。うれしい知らせに心が弾んだ方、家族が増えたり、新しい仕事に挑戦された方もおられるでしょう。一方で…

ゆっくり熟成する言葉

2026.01.12

コラム「暖流」

ゆっくり熟成する言葉

もみじヶ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎
幼い子どもが、親から何かを言われても、その当時は全く意味を理解できないというのはしばしばあります。しかし、その言葉は子どもの心にしっかり刻み込まれて…

これでいいのか、老老介護の結末

2025.12.22

コラム「暖流」

これでいいのか、老老介護の結末

立命館大名誉教授 津止 正敏
先月25日、東京都町田市で79歳の息子が「介護疲れ」を理由に100歳の母親を殺害したという事件がおきた。先月17日には、昨年7月に東京都国立市でおきた102歳の母を殺害した娘(71歳)の裁判。介護負担が対応能力を超えたことで起きた事件ゆえに、と執行猶予付きの…

「こころを相続する」

2025.12.16

コラム「暖流」

「こころを相続する」

僧侶・歌手 柱本 めぐみ
 少し冷たい晩秋の朝。四畳半の茶室に座してお点前を拝見していたとき、私はふと「この時間はなんだろう」と思いました。考えてみると、家に茶室がありながら本当に落ち着いて座ったことがなかった私は、経験したことのない…

介護保険、崖っぷち

2025.12.08

コラム「暖流」

介護保険、崖っぷち

ACT-K主催、精神科医 高木 俊介
護保険が崖っぷちにある。生まれて四半世紀たつ制度である。それにしても崖っぷちにやってくるのが早すぎる。よほど狭い土地に建てた家なのか、荒波に陸地が削られて崖になって…

どんぐりころころ

2025.11.24

コラム「暖流」

どんぐりころころ

イラストレーター・こどもみらい館館長 永田 萠
のどかな秋の日の午後だった。こどもみらい館の一階にある「元気ランド」から、ストリートオルガンの調べに乗って歌声が聞こえてきた。2階の館長室にいるわたしが耳をすませるとた…

鉄と紙と人の肌

2025.11.17

コラム「暖流」

鉄と紙と人の肌

平等院住職 神居 文彰
万博海外パビリオンで、あるアーティストイベント閉会挨拶(あいさつ)の機会を得た。日本の源氏物語と同じく世界でも古くから多くの物語が創出され…

「保険料」引き下げは何をもたらすか

2025.11.11

コラム「暖流」

「保険料」引き下げは何をもたらすか

自民党と日本維新の会の連立の結果発足した高市内閣は、医療機関や介護施設の経営危機を受けて、補助金の前倒し支払い、報酬の引き上げの必要性をて…