コラム「暖流」

2026.02.23
インフレと尾形光琳
ACT-K主催、精神科医 高木 俊介
京都御所の南西に両替町通という筋がある。その名のごとく江戸時代の金融の中心、ウォール街だ。銀貨の鋳造も担い、「京の銀座」とも呼ばれ…

2026.02.16
小学2年生がすごい!
イラストレーター・こどもみらい館館長 永田 萠
あれは去年の11月初め頃。御所南小学校の2年生たちが、生活科の学習で地域のお店や公共施設を見学した後、特にこどもみらい館の図書館に関心を持った子どもたちが…

2026.02.10
劇中劇の残生
平等院住職 神居 文彰
記憶が物語を構築するのか記憶化された物語が行動を左右するのか、他者への愛情やアルトイズム(利他的行動)、善行や偽善という思念が現実に作用し、音声と動作が紡がれ数々の芸能が…

2026.01.26
最高裁判決のその後
弁護士 尾藤 廣喜 2025年6月27日の「いのちのとりで裁判」(生活保護基準引き下げ処分取消等請求事件)についての歴史的な最高裁勝訴判決を受けて、私たちは、判決当日、厚生労働大臣に、すべての生活保護利用者に対する真摯(しんし)な謝罪、改定前の…

2026.01.19
悔いを残さない生き方
真宗大谷派僧侶 川村 妙慶
年齢を重ねるにつれ、ふと過去を振り返ることはありませんか。うれしい知らせに心が弾んだ方、家族が増えたり、新しい仕事に挑戦された方もおられるでしょう。一方で…

2026.01.12
ゆっくり熟成する言葉
もみじヶ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎
幼い子どもが、親から何かを言われても、その当時は全く意味を理解できないというのはしばしばあります。しかし、その言葉は子どもの心にしっかり刻み込まれて…

2025.12.22
これでいいのか、老老介護の結末
立命館大名誉教授 津止 正敏
先月25日、東京都町田市で79歳の息子が「介護疲れ」を理由に100歳の母親を殺害したという事件がおきた。先月17日には、昨年7月に東京都国立市でおきた102歳の母を殺害した娘(71歳)の裁判。介護負担が対応能力を超えたことで起きた事件ゆえに、と執行猶予付きの…

2025.12.16
「こころを相続する」
僧侶・歌手 柱本 めぐみ
少し冷たい晩秋の朝。四畳半の茶室に座してお点前を拝見していたとき、私はふと「この時間はなんだろう」と思いました。考えてみると、家に茶室がありながら本当に落ち着いて座ったことがなかった私は、経験したことのない…

2025.12.08
介護保険、崖っぷち
ACT-K主催、精神科医 高木 俊介
護保険が崖っぷちにある。生まれて四半世紀たつ制度である。それにしても崖っぷちにやってくるのが早すぎる。よほど狭い土地に建てた家なのか、荒波に陸地が削られて崖になって…

2025.11.24
どんぐりころころ
イラストレーター・こどもみらい館館長 永田 萠
のどかな秋の日の午後だった。こどもみらい館の一階にある「元気ランド」から、ストリートオルガンの調べに乗って歌声が聞こえてきた。2階の館長室にいるわたしが耳をすませるとた…