コラム「暖流」

2024.08.12
正しさを伝える前に
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。真宗大谷派僧侶 川村 妙慶医療従事者であるNさんは突然出勤できなくなり、長期休暇を取ることになりました。検査をしても身体のどこにも異常はみられません。部屋…

2024.07.29
変わらぬ過去と変わる過去
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。もみじケ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎入社してすぐにいじめを受けたら「就職は失敗だった」と後悔する人は多いはずです。しかしその会社で良き伴侶に出会えたな…

2024.07.22
「人口ゼロ社会」の不気味さ
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。立命館大名誉教授 津止 正敏厚労省試算によれば、2024年の出生数が70万人割れの公算大だという。昨年の出生数は72・7万人で、合計特殊出生率は過去最低の…

2024.07.15
こころを届ける
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。僧侶・歌手 柱本 めぐみ10年前に企画を始めた「父の日チャリティーコンサート」。チャリティーと銘打ってはみたものの、寄付の集め方も、どこに寄付をしたらよい…

2024.07.08
京都「水俣展」によせる
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。ACT―K主宰・精神科医 高木 俊介年末、京都で「水俣展」が開かれる。京都では初めてだが、30年近く続いてきた企画だ。開催各地の手作りの展覧会である。かつ…

2024.06.24
届け歌声、大空へ
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。イラストレーター・こどもみらい館館長 永田 萠2月6日に94歳で永眠された赤松良子さんを偲(しのぶ)会が、初代館長を務められた「びわ湖ホール」で開かれた。…

2024.06.17
「マルハラ」狂騒
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。平等院住職 神居 文彰時代によって表記は移り変わる。平安時代には濁点も読点もない。父は「てて」と呼び、現代でも東北では「だだ」と読んだりする。近年では(文…

2024.06.11
図書館が民主主義の支え
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。弁護士 尾藤 廣喜「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。日本弁護士連合会の人権擁護大会の準備のため、5月19日から25日まで、スウェーデンを訪れた…

2024.05.27
許すということ
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。真宗大谷派僧侶 川村 妙慶ある女性から「夫が許せません。これからも恨み続けるしかないのですか?」と苦しそうなお顔で投げかけられました。私は「お互いが自立す…

2024.05.20
「その人らしさ」という価値観
「ともに生きる」をテーマにした福祉コラムです。もみじケ丘病院院長、精神科医 芝 伸太郎最近は「らしさ」という言葉が使われなくなってきました。典型例は「男らしさ」「女らしさ」で、これらを公の場で不用意に…